先物のMarket-to-Limit注文とは?
先物Market-to-Limitが最良価格で即時約定を試み、未約定残を指値注文として残す仕組みを部分約定の例で解説します。
要点
先物Market-to-Limitはまず現在の最良価格で即時約定を試みます。一部だけ約定した場合、未約定残は後の価格を追い続けず、適用される価格の指値注文へ変わります。
Market-to-Limitは2段階です
CMEはMarket-Limitをまず市場の最良価格で執行される注文と説明しています。
全数量を執行できなければ残数量は指値注文になります。
重要なのは残りが制限なしの市場性注文として続かないことです。
残りには価格境界ができます。
最初に即時約定を求めるため、初めから板に置く通常の指値とも異なります。
例:5枚買い、最良売値には2枚だけ
最良売値が5,000.25だとします。
Market-to-Limitの買い5枚を送ります。
注文到着時、5,000.25で即時に使えるのは2枚だけです。
その2枚は即時約定できます。
残り3枚は適用されるMarket-to-Limit価格の買い指値になります。
ポジションは即時に5枚ではなく2枚増えます。
残り3枚は後で適合する売りが必要です。
残りは新しい成行注文ではありません
未約定残が指値になると指値のルールに従います。
買い指値は指値より高い価格で約定しません。
市場が上昇し、その価格に売りが戻らなければ未約定のまま残ることがあります。
取引所ルール上、より有利な流動性があれば改善価格を得る場合もあります。
先物の成行注文と指値注文は価格境界を説明します。
最初がMarket-to-Limitだったから残りも市場を追うとは考えません。
Market with Protectionとは異なります
CMEはMarket with Protectionもサポートしています。
Market with Protectionは取引所指定の保護範囲内で複数価格に約定できます。
範囲内で執行できない残りは保護境界で残る場合があります。
Market-to-Limitは初回執行後に残りを指値化する別の仕組みです。
2つの注文は約定経路や残る価格が異なる可能性があります。
ブローカーが実際に提出する注文種類を確認します。
部分約定後はポジションと注文を両方照合します
Market-to-Limitの部分約定はすぐに実際のエクスポージャーを作ります。
5枚中2枚が約定したら現在ポジションは2枚分変わっています。
残り3枚は別の稼働中注文数量です。
約定価格、平均約定、残数量、残りの指値価格、最終状態を確認します。
確認せず元の5枚を再送しません。
すでに2枚約定していれば意図より大きなポジションになる可能性があります。
先物注文が複数価格で約定する理由は約定照合を説明します。
残数量の約定は流動性次第です
Market-to-Limitチェックリスト
取引所、商品、限月を確認します。
ブローカー画面が実際にMarket-to-Limitか確認します。
要求数量を記録します。
最初の約定価格と枚数を記録します。
残りに適用された指値価格を記録します。
残数量と有効期間を確認します。
再注文前に残りが稼働中か確認します。
完了したエクスポージャーと未約定意図を分けます。
この記事は注文の仕組みを説明し、Market-to-Limitの利用を推奨しません。
よくある質問
先物Market-to-Limit注文とは何ですか?
最良価格で即時約定を求め、未約定残を取引所ルールに従って指値注文へ変えることがある注文です。
Market-to-Limitは部分約定しますか?
はい。即時利用可能な数量が先に約定し、残りは稼働中の指値注文になることがあります。
Market-to-LimitとMarket with Protectionは同じですか?
違います。Market with Protectionは取引所定義の保護範囲を使い、Market-to-Limitは残数量の指値化ルールが異なります。
残りのMarket-to-Limit数量が未約定のままですか?
あり得ます。指値へ変わった後は許容価格の適合流動性が必要で、約定せず稼働し続ける場合があります。