オプション1枚の一部だけを権利行使できる?
上場オプション1枚の半分は権利行使できませんが、複数枚のうち一部を整数単位で行使できます。単位、費用、リスクを解説します。
要点
取引所上場オプション1枚の一部分だけを権利行使することは通常できません。行使指図はその契約の取引単位または整数倍で出します。ただし複数枚を保有していれば、10枚中3枚のように一部の完全な契約だけを行使し、残りを維持することは一般に可能です。1枚の半分を行使するのとは異なります。
権利行使の単位は完全な1契約です
米国の標準的な株式オプション1枚は通常100株が対象です。標準コール1枚の行使では権利行使価格で100株を買い、標準プット1枚では100株を売ります。口座が取引を履行できることが前提で、1枚から25株や50株だけを選んで受け渡すことはできません。
OCC規則は取引単位またはその整数倍での行使を定めています。そのため証券会社の行使画面では整数の契約数を入力します。同じ口座で端株を売買できても、オプションの行使単位は変わりません。
複数契約は完全な契約ごとに分けられます
調整後契約も指定された受渡し一式で行使されます
企業行動により、標準の100株から株式、現金、別の証券を含む受渡し一式へ変更される場合があります。調整後オプション1枚を行使すると、指定された一式すべてが処理されます。40株と現金を渡す契約から20株だけを選ぶことはできません。
正確な銘柄について最新のOCC情報メモと証券会社の契約詳細を確認してください。行使金額、受渡し、決済方法、流動性は標準契約と異なる可能性があり、表示された契約数だけでは行使後のポジションは分かりません。
行使、売却、何もしない選択を比較します
行使には権利行使代金、プットの場合の株式、証拠金余力、手数料が必要な場合があります。オプションを売れば回収できた残存時間価値を失うこともあります。実際に約定可能な売却価値と行使の経済性を、スプレッド、税金、配当、口座制限まで含めて比べてください。
複数枚の一部だけを行使する場合は、生じる株式と残るオプションを別々に計算し、処理後の最終数量を確認します。1枚でも資金不足や望まないポジションになるなら、分数行使は解決策ではありません。契約の売却や行使しない判断が適切な場合があります。
よくある質問
コール1枚から50株だけ行使できますか?
100株の標準上場コール1枚ではできません。行使すると通常100株すべての買付けが生じます。2枚中1枚を行使して100株だけ受け取ることはできますが、各契約の半分ではなく完全な1枚の行使です。
保有オプションの一部だけを行使できますか?
一般に可能です。同一契約を複数枚保有していれば、整数枚を行使して残りを維持するよう証券会社へ指図できます。締切、提出方法、必要資金、最終確認を調べてください。
行使しなかった契約はどうなりますか?
売却、後日の行使、満期まで未決済で残ります。満期には反対指図と証券会社のリスク管理を前提に、条件を満たすイン・ザ・マネー契約が自動行使手続きの対象になる場合があります。
調整後オプションを部分的に行使できますか?
複数の調整後契約があれば一部の完全な契約を行使できますが、1枚は指定された受渡し一式を生じさせます。特殊な株数、現金、別の証券が含まれる可能性があるため、指図前に内容を確認してください。
出典
この考え方を自分のオプションに当てはめる
契約と目標を選ぶと、価格・時間・ボラティリティの前提を一つの分析で確認できます
自分のオプションを分析する(英語)