bid・ask・mid・mark:オプションではどの価格を使う?
売買の提示価格と、約定を保証しないmid・markの参考値を区別して読み解きます
Mark編集 · 一次情報は記事末尾に掲載
要点
確認したい問いに合う価格欄を使います。bidは買い手の最良提示価格、askは売り手の最良提示価格、midは両者の算術的な中間値です。markは提供元が定義する参考値なので、計算方法を確認する必要があり、約定可能な価格とみなしてはいけません。スプレッドが広い場合や気配が古い場合は、どの欄も将来の約定価格を保証しません
bidとaskは市場の別々の側を示す
bidはその時点で買い手が表示している最高価格、askは売り手が表示している最低価格です。現在の市場を読む境界として役立ちますが、表示価格と数量は注文が届く前に変わり得るため、特定数量の約定を約束するものではありません
midは注文ではなく算術値
midはbidとaskを足して2で割った値です。異なる時点を同じ基準で比べる参考にはなりますが、そこで取引する義務を負う参加者はいません。スプレッドが広いほど、midは精密に見えても、すぐに手仕舞うときの価格から離れている場合があります
markは提供元の定義を確認する
markという名称は、サービスによって異なる評価方法を指すことがあります。この分析でのmarkは、bidとaskの単純な中間値を示す提供元定義の参考値であり、約定可能な価格ではありません。証券会社の口座評価や清算用markが別の方法なら、同じ契約でも画面ごとに値が違うことがあります
時刻とスプレッドを価格に添える
基準時刻と市場の両側を欠いたプレミアムは、変化を説明する証拠として不十分です。markに対するスプレッドの大きさ、片側の気配が欠けていないか、気配後に原資産が動いていないかを確認します。そうすれば、見かけ上の損益や目標到達が参考値だけに依存していないか判断しやすくなります
よくある質問
midはオプションの公正価値ですか?
midは中立的な算術値であり、公正価値の証明ではありません。スプレッドが広い市場や片側しかない市場では参考精度が低く、実際の取引は表示スプレッドの中や外で成立する場合があります
手仕舞える価格を判断するには、どの欄を見るべきですか?
一つのmarkに頼らず、現在のbid、ask、表示数量、時刻を確認します。注文条件と市場状況によって、約定するかどうか、どの価格で成立するかが決まります
出典
この考え方を自分のオプションに当てはめる
契約と目標を選ぶと、価格・時間・ボラティリティの前提を一つの分析で確認できます
自分のオプションを分析する(英語)